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論理的思考を培う

こんにちは!受験生は試験まで全力投球ですね!
さて、今年受験生になる生徒さんにお伝えしていることがあります。それは、論理的思考を意識するようにということです。論理的思考です。少し具体例をあげてみたいと思います。

例えば、数学の連立方程式を解いているとしましょう。連立方程式には大きく分けて2種類の解き方があるのは皆さんご存知の通りです。「加減法」「代入法」ですね。これは連立方程式の基礎なので、何度か繰り返し解いていれば問題が解けるようになるでしょう。しかし、問題はココからです!簡単な問題ばかりではないので、いろいろな問題を解くことになるわけです。小数や分数が出てくるようになった時、2パターンの生徒さんに分かれます。小数や分数が混じってきても、「論理的思考を元に解くことができる生徒さん」、小数や分数が混じってくると「全くわからなくなってしまう生徒さん」です。どこに違いがあるかというと、基本的な問題の段階で、等式の性質を理解し、筋道立てて論理的に理解しているのか?それとも、その場その場で式の形を覚えて、なんとなく解いているのか?というところになります。これはほんの一例に過ぎませんが、この違いはものすごく大きな差になります。受験生になる前にココを整えておけるのかどうかで伸び代も変わるのです。

では、どうしたらこの力を培うのかできるのか?という点です。
当然、「ローマは1日にしてならず」の如く、簡単に身につけることができるわけではありません。意識的な訓練が求められます。
簡単にできる訓練を1つご紹介しましょう。ココでも数学を例にあげますが、問題を解いた後、それを誰かに説明できるようにする。という練習をしてみてください。例えば、ある計算問題を解いた後、小学生の弟や妹に教えるとしたらどのように説明するでしょうか?筋道立てた仕方で教えることができるでしょうか?それとも、説明していて筋の通っていないことに気づくでしょうか?人に説明でき、理解してもらうことができるということは、確かに筋が通っている証拠になります。この訓練をしていくと、論理的思考を身につけることができます。実のところ、先生たちは論理的思考の極めているということでしょうか。

受験生を抱える親の皆さんや、これから受験生になる皆さんはこの点を意識してみてください。必ず力が身につくでしょう。私が指導させていただく場合には、この点を全面的にサポートさせていただきます。

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